SONY ブラビア 高画質技術
SONYの4Kテレビの高画質は、次の技術に支えられています。
4Kによる高解像度(3840×2160)
4Kである以上当然ですが、従来のフルHD(1920×1080)解像度の4倍です。
4倍であるから4Kでは、ありません。
テレビの横方向の解像度が、約4000あることから4Kなのです。
解像度は、3840×2160=829万画素なのです。
だから大画面でも画素が大きくて粗さが見えません。
輪郭もきれいに、きりっと引き締まって見えます。
大迫力の臨場感
大画面で見れば臨場感いっぱいです。
テレビに近づいて観ることができます。
それは、近づいても画素の粗さが気にならないからです。
フルHDテレビを見ていた距離の半分まで近づいて観ることができるのです。
高精細な映像
映像コンテンツは、4K画質のものばかりではありません。
従来の地デジもまだハイビジョン画質で放送されています。
2014年6月から4K試験放送が、始まりましたがまだまだ、4K放送はごく一部です。
そこで、あらゆるコンテンツも4K画質に描き直す、超解像度エンジンが必要なのです。
地デジ放送、Web動画、テレビゲーム、BD映像においてです。
もちろん4K放送でも、更ににきれいに描き直します。
その心臓部 超解像度エンジンが、「4K X−RealityPRO」です。
まず、このエンジンは、インプットされた映像を複数枚(前のフレーム、後ろのフレーム)画素の周辺、フレーム間の動きから各画素を数千パターンに分類します。
次に、各解像度ごとのデータベースを参照して先に分析で分類されたものに当てはめ、最適な書き換えを行いアウトプット映像として画面に表示するのです。
同時に、映像に重ねる文字のモスキートノイズ、Web動画など低解像度の映像のブロックノイズ、夜景など撮影した時におこるザラつきのランダムノイズ、アナログ映像のアップコンバート時の荒れのドットノイズなどのノイズを低減します。
広色域 トリルミナスディスプレイ
色の世界には、言葉では言い表せない微妙な色の違いがあります。
この微妙な色の違いを表現するために、「トリルミナスディスプレイ」を採用しました。
従来のディスプレイと比較するとその再現できる色の範囲は、大きく広がりました。
繊維の微妙な色も、人の肌のみずみずしい質感も表現できるようになりました。
高輝度
映像は、高コントラストだと、見えてくるものがあります。
例えば、夜の暗いシーン。安物の画面で見れば、黒一色にしか見えない。
ところが、SONYの高輝度技術「X−DynamicRangePRO」で処理された画面では、真の暗闇は、漆黒の黒に描きます。僅かでも、ひかりの反射などがあると暗闇の中でも見えてくるものが、明確に浮かび上がってきてはっきりと見えるようになります。
本当の黒を引き締まった黒に描けるかが、重要な技術なのです。
そして、明るいものは明るく描くことも。
この技術を達成するために、映像の暗い部分のバックライトの電力を明るいところに集中して使い、黒いところには、使わないのです。