バックライトの選び方
バックライトバックライトには、サイドエッジ型と直下型があって どちらを選ぶべきか。
そして、エリア駆動は?
画質にこだわる人は、直下型エリア駆動を選ぶと良いと思います。
画質よりとにかく、安いことが重要なら、サイドエッジ型を選んでください。
エリア駆動とは
LEDの制御を部分的に行うのか、全面を行うのかの違いです。
最も高機能なのが、、直下型のエリア駆動型です。
最も安いのが、サイドエッジ型です。
このエリア駆動とは、バックライトの制御する範囲をいくつかのエリアに分けて行います。
例えば、直下型のエリア駆動は、パネル全体にLEDの光源が配置されています。
この全面に配置されたLEDをいくつかのエリアに分けて制御するのです。
エリア駆動しない一般型の場合は、全面をONとOFFの制御することになります。
エリア駆動すると、暗いところはより暗く、明るいところはより明るくといった理想の映像表現に近づくのです。
エリアを細かく制御するので当然、高コントラストになります。
因みに有機ELテレビは、有機ELの各素子のひとつひとつが、発行するので大変細かいコントロールになります。
その点液晶はバックライトを使うので漆黒の黒、真の黒を表現することはできません。
つまり、黒の映像表現する場合でもバックライトはONのままの箇所は当然あります。
暗いところで液晶画面を見ていると黒なのに、裏から光が漏れていることが分かります。
映画好きの人にとっては、いまいちの画質と感じるのがこの点です。
液晶のコントロールとは、光を透過させるかさせないかのことです。
しかし、液晶で光を透過させないようにしても、光は漏れるのです。
そのため液晶は、真の黒を表現できないのです。
その中でも、真の黒にもっとも近いのが、直下型のエリア駆動なのです。
サイドエッジのエリア駆動も付いていない液晶は価格が安いのですが、コントラストが弱いのです。
これは、宿命です。
しかし、画面が薄くなります。非常に見た目スタイリッシュです。
液晶を裏側に配置せずに外周部分に配置しているからです。
関連ページ
- 4Kチューナーは必要か?
- 2016年6月現在で、4Kテレビを買うときに4Kチューナー搭載モデルを買うべきか、非搭載モデルを買うべきか。これは迷います。一見搭載モデルを買っておけば後々、すぐに4K放送を見られる?なんて思っていませんか?実はそうはいかないのです。
- 4Kテレビとは
- テレビは、フルHDから4Kテレビへと移行を迎えています。フルHDが発売された時には、その画像の圧倒的なきれいなことに驚きました。4Kテレビとは現在のフルハイビジョンの4倍の緻密さとなります。フルHDが当たり前になった今、多くの方が4Kには注目しています。
- 4Kテレビのポイント
- 4Kテレビとは言うものの2014年7月現在、4K放送を受信できるテレビは、1台もありません。4Kコンテンツもネットに少しあるぐらい。あとは、デジカメ画像、ビデオカメラ画像などと極わずかです。では、なぜ売れているのでしょうか。
- 4Kテレビ一覧
- 2014年モデルの全4Kテレビの比較表です。 国内の4メーカーと韓国LGの5メーカーの最新4Kテレビ一覧、購入検討に使ってください。
- ランキング 4Kテレビ
- 4Kテレビのランキングです。順位は、BCNによります。BRAVIAが5位中、3台がランクインしています。他社に先駆け市場投入した実績により、価格、性能が他社より魅力的であることが理由だと思われます。
- 個別ランキング
- 4Kテレビの個別ランキングを示します。 現在国内メーカーの4Kテレビは、東芝、ソニー、パナソニック、シャープ、日立の5社、8モデルが発売されています。この8モデルについて、画質、音質、機能性、省スペースについてランキングします。
- 4Kテレビ、フルHDどちらを買うべきか
- 4Kテレビの値段もこなれてきてぼちぼち10万円台で購入できるものも販売されるようになってきました。とは言え、フルHDも同じように値下がりして大型の高性能モデルも10万円そこそこで販売されています。いったい、どちらを買うのがいいのでしょう。
- 液晶パネルの選び方2
- 液晶パネルの選び方1では、バックライト方式の選び方でした。今度は、液晶パネルの種類について、どちらが現在の主流なのかを解説します。
- 音の良いテレビを選ぶ
- 薄型テレビは、良い音を出すことが犠牲になっています。これは、4Kテレビに限ったことでなくデジタルテレビになってからの課題です。テレビはますますスタイリッシュになって音質の犠牲は続いています。
- 4Kテレビと2Kテレビの操作画面について
- 4Kテレビと2Kテレビの違いは、画面の精細さはもちろん大きな違い。そのほかに、大きく違うのは操作画面。さすがに2Kテレビはメーカーも力の入れ具合は少ないため古さが目立つ。