2017年のテレビトレンド
1、4Kテレビのトレンド
2016年は、4Kテレビが一般家庭にも普通に普及が始まった年になりました。
リオデジャネイロ・オリンピックを4Kテレビで観戦した人も多くいたのではないでしょうか。
2017年は、更に普及が進みます。もう、フルHDを買うべきかと悩む必要は全くありません。
(ただし、40V型以上の大型サイズです。)
またテレビの楽しみ方も大きく変わってきました。
どんなに変わってきたかと言うと、地上デジけでは無いということです。
もちろん、衛星放送 (BS、CS放送)も当たり前です。
つまりネットと連携できるかです。
もう、テレビはネットに繋げられないことには、楽しさ半減というところです。
ネットにつながることによって、コンテンツは大幅に増えます。
普通に繋げられることが、すごく重要です。
2、4Kテレビの選び方
さて、2017年1月の価格.com売れ筋ランキング、注目ランキングを見てみると なんと、4Kレグザが非常に強いことが分かります。
そりゃそうでしょう。びっくりするような価格になっています。
売れるは、そりゃって感じの価格になってます。テレビの購入を考えている人なら誰でも「おっ」と思うことでしょう。
ランキング1位は、 なんと
東芝 58M500X REGZA(レグザ) M500X 4K液晶テレビ 58V型 HDR対応
58インチの大画面、4Kテレビでありながら 価格.comの最安値は、14万円前半。
何かの間違いじゃないの?あり得ないって感じの価格です。
東芝は、会社が、大赤字の状態ですが、レグザは人気、実力とも非常に評価の高い4Kテレビです。
レグザは、2Kテレビの時から評価は非常に高いものでした。
REGZA 58M500X 確かにスペックを比較すると価格なりです。
ただし、買った人の評価はそれほど低いものではありません。
それよりも、これだけの大画面4Kテレビを14万円台で購入できた喜びで満足感は高いようです。
ただ、目が肥えて画質の分かる人にはおすすめできないかもしれません。
お店で他高級な4Kテレビと比較すると違いが分かりますが、家では比較するものがないと目が肥えている人にしかわからないのではないでしょうか。
ただし、あくまでも私の個人的な意見ですから購入前には納得して買ってくださいね。
3、4Kパネルの新製品
■ソニーが、大型有機ELテレビを世界に向けて販売
有機ELテレビが、国内で復活するの兆しがあります。
残念ながら、日本製のパネルではないようです。韓国のLGエレクトロニクス製のパネルを使って作るようです。
かつては、技術立国と言われた日本でしたが、この有機ELは開発が遅れています。
ソニーが、2007年に11型の有機ELテレビを発売した時には、世界をあっと言わせましたがその後、新商品は発売されていませんでした。
今回は、LGエレクトロニクスのパネルを使っての新製品ということになりそうです。
この背景には、ソニーにしても4Kテレビの販売好調なうちに次世代テレビの販売の礎を確立させる必要があるからです。
そのため新しいテレビとパネルの開発は、今でも行われています。
■パナソニックが、有機EL並の高コントラスト液晶パネルを開発
パナソニックでは、有機EL並の高コントラストの液晶パネルを開発しました。
早ければ来年の秋には、この高コントラストの液晶パネルを搭載した新製品がお目見えすることでしょう。
生産上の大きな特長は、従来の液晶生産設備で生産することができることです。
つまり、新たに設備投資の必要性がありません。これは大変素晴らしいことです。
そのため量産の立ち上げが早く、コスト競争力が高いことがあげられます。
LGエレクトロニクスの有機ELテレビの価格競争にも対抗できるかもしれません。
使用される用途については、自動車のメーター、電子ミラー、レントゲンなどの医療モニターなどを考えているようです。
有機ELとの競合を避け収益の安定を図るためでしょうか。(もちろんパナソニックの脱AV方針も根底にはあると思います)
テレビとして私たちの前に新製品が発売されるかは、現時点では分かりませんが、出来るならテレビとしても発売してもらいたい希望はあります。
2017年のテレビトレンド記事一覧
東芝レグザ 58M500X ランキング1位東芝レグザ 58M500Xは、2017年1月初旬現在 価格.comの売れ筋と注目の2つのランキングで1位です。大変な人気になっています。どうしてそんな人気になっているのでしょうか?その人気の秘密を探ってみたいと思います。(1)価格まず、一番気になる価格ですが、価格.comの最安値は、142,185円(2017年1月4日現在)58V型の大画面、4Kテレビでこ...