東芝レグザ 58M500X 人気の秘密を探る
東芝レグザ 58M500X ランキング1位
東芝レグザ 58M500Xは、2017年1月初旬現在 価格.comの売れ筋と注目の2つのランキングで1位です。
大変な人気になっています。
どうしてそんな人気になっているのでしょうか?
その人気の秘密を探ってみたいと思います。
(1)価格
まず、一番気になる価格ですが、価格.comの最安値は、142,185円(2017年1月4日現在)
58V型の大画面、4Kテレビでこの価格は、かなり安い価格と言える。
1インチ価格 142,185/58 = 2,451円 これはかなり安い。
他4Kモデルで、1インチ当たりの価格を比較してみると、並み居る強豪のなかで3位に位置している。
やはり安いのだ。
機種名 |
メーカー |
価格.com 最安値 |
画面サイズ(インチ) |
1インチ価格 (円) |
55UH6500 |
LGエレクトロニクス |
96,800 |
55 |
1,760 |
AQUOS LC-55U30 |
シャープ |
118000 |
55 |
2,145 |
REGZA 58M500X |
東芝 |
142,185 |
58 |
2,451 |
55UH7500 |
LGエレクトロニクス |
136,000 |
55 |
2,481 |
AQUOS LC-52UD20 |
シャープ |
144,900 |
52 |
2,786 |
(2)仕様
機能的には、遜色もなければ優れているものもない。
あるとすれば、VODサービス数(ビデオオンデマンド)だろうか。
また、倍速液晶ではないが液晶の高速明滅による動画応答性を備えているので、カメラのパンニングなどでカクカクと動く見辛さは少なくなる。
仕様を比べてみて特筆すべき特徴は無いと思われる。
レビューを読んでみても良いと言う人から悪いという人までまちまち。
やはり目が超えた人には不満もあるかもしれないが、自宅で比べるものがない場合においては、実用上問題ないのではないだろうか。
機種名 |
HDR |
倍速 |
LEDバックライト形式 |
VODサービス数 |
無線LAN |
地デジチューナー数 |
満足度 (価格.com) |
発売日 |
特徴 |
55UH6500 |
○ |
− |
IPS方式エッジ型 |
5つ |
○ |
2 |
4.13 |
2016年4月中旬 |
マジックリモコンの操作性に人気 |
AQUOS LC-55U30 |
○ |
− |
エッジ型 |
7つ |
○ |
3 |
4.31 |
2016年6月25日 |
リッチカラーテクノロジー搭載 画質悪くない |
REGZA 58M500X |
○ |
○ |
VA方式LEDパネル |
8つ |
○ |
3 |
4.28 |
2016年6月下旬 |
レグザサーバーとの連携でタイムシフトリンクが使える |
55UH7500 |
○ |
○ |
IPS方式エッジ型 |
5つ |
○ |
2 |
5.00 |
2016年4月中旬 |
マジックリモコンの操作性に人気 |
AQUOS LC-52UD20 |
− |
− |
エッジ型 |
6つ |
○ |
2 |
4.92 |
2014年7月15日 |
2.5年前と古い。モスアイと言う光沢画面、低反射パネル搭載 |
(3)結論
ランキング1位であるが、他モデルと圧倒的に優位な特徴は見当たらない。
どのモデルも4Kのスタンダードモデルであり(AQUOS LC−52UD20は除く)、仕様的には、ほぼ同じです。
購入レビューでは、それぞれのモデルともにそこそこ満足されている。
ほとんどの人は、6年程度使ったテレビの買い替えで初めて4Kテレビを初めて購入した方々。
地デジ導入から数年間の画像処理などテレビの総合的技術力の向上が、どのモデルにおいても大きいので、普通にテレビを楽しむ人にとって画質は必要十分なレベルに達しているのだろう。
素晴らしく目が肥えていない人なら4Kテレビを画質以外の項目(デザイン、操作性、音質、機能)と価格で決めてもいいのかもしれない。
多分、高画質機能を搭載したテレビとスタンダードテレビをそれぞれ単体で見れば、甲乙付けられないかもしれない。
それならテレビ選びの基準は、操作性、便利機能と値段で決めてなんら問題なし。
とくに、ランキング1位のレグザREGZA 58M500Xにこだわる必要はないと思われる。